片付けられない女子の全捨離、わたしの場合。
教員をやめた時に、固く心に誓ったのが「教育はやりつづけるが、教員には戻らない」ということでした。
そう決断し、「断捨離」本を片手にわたしの断捨離が始まりました。
闇雲に捨てていましたが、なかなか成果があがらず手が止まっていたところに、全捨離提唱者である「櫻庭露樹」さんの声がラジオから。
「夜のツタンカーメン」というラジオを聞き始めると、そこに「全捨離」というクレイジーな「捨てる開運、片付け法」が
展開されていました。
今までの断捨離と違ったことは・・・・わたしの気持ちでした。
「わくわく」してしまったのです。
いままで、「捨てなきゃ」「片付けなきゃ」・・・
「ねばならない」思考で苦しかった断捨離・・・
「全捨離」では、この先捨てたら人生どうなっちゃうのだろう??と、
とてもわくわくしたのです。
そこから火がついて、まずは実家の 車庫の二階にある8畳ほどの大きな魔の巣窟から手を付け始めました。
そこは、まさに、体のいい「半ゴミ捨て場」と化していました。
姉妹3人の教科書・ノート・ファイルが全てありましたが、絶対にいらない。
大学時代の分厚い研究資料も、一度も開かなかった。
教員を続けるならとためてきた資料も、もはやほとんどいらない。
幼少期からの雑貨グッズも山盛りで、ごちゃごちゃ。いらない!!
↑これはネットからの画像ですが、これが3人分、小学校から専門時代、大学時代のものまであったのだから大きな段ボール箱6つ分くらいの分量でした・・・
執着の少ない過去の遺産から勢い良く捨てたことで、拍車がかかっていきました。
洋服は、何度かやりました。
1度捨てて、あきっぽいわたしは、また自分のやりたいところをやって、
また洋服に戻ると、さらに捨てられる。
洋服は、まず100以下を目標にして、かなり減らした後に数えたら90弱くらいでした。
世の中にはミニマリストという方々もいるようですが、
普通にお洒落ができて好きなものに囲まれるには、
女性の場合は、男性よりは服はあって当然で、 80~100くらいなのかなと思います。
今は、洋服は100着あたりを推移しています。買ったら、2着くらい捨てるという約束で。
ただし・・・「全捨離」にハマってしまったの私の痛恨のミスは、家族の反感を買ってしまったこと。
祖父の靴を勝手に捨ててしまったり、両親のものにも手を付けてしまったことで、
余計なことを!と反感を買ったのでした。
ですから、これから捨てる片付けるあなたに伝えたいのは・・・
「自分のものに集中する」「家族のものには、絶対に手を付けない!」ことです。
家族は捨てれなくて当たり前。自分が知り得た方法で、自分を整えるためにやるので、
「自分のもの」を徹底的に終わらせてから、せめて家族のものに「お伺い」を立てて見てください。
この方法を取ったご家族の多くは、お伺いを立てる前に、
捨てられなかった相手が自ら捨て始めたという変化が出る方がほとんどです。
「自分が楽しく捨てて、開運♬」している背中を見せることに、
徹底すると良い!ようです。
話を戻して、魔の巣窟をだいたい捨てきったわたしは、実家の自分の部屋も同時並行で捨てていきます。
自分でできるものをやり終えると、床を占めている古い木製ベッドが気になりだしました。
でも、ベッドは私一人では運べないし、両親が買ったものなので、勝手に捨てることはできません。
困っていると、神風がわたしに吹いたのです。
「母のマットレスの下の畳が腐りかけている!!」
母は、畳の上にマットレスを敷いていたのです。
そこが1年ほど動かさなかったことにより、湿気で下の畳が腐りかけていたということが
判明します!
これによって「マットレスを捨てたい」と母がなり、そこからさりげなく、「わたしのベッドも捨てたい・・・」と主張して、
ついでに、ソファも捨てませんか?という流れに。
年始の雪の降りしきる中でしたが、
軽トラに積んで、業者に運んで、確か引取料が250kgくらい、料金は5000円だったように思います。
※これは実際のその時の写真。
ゴミを捨てるにもなかなかお金がかかる世の中ですが、かなり、実家のリビングはすっきりしました。
実家は、未だ捨てられない家族ですのであまり目立って変わってはいませんが、
実家二階の子ども部屋は何もない状態を維持。わたしが月に1,2回帰った際に床拭きを実践しています。
物がないからこそできる。物があったら、絶対「面倒くさい」という感覚に負けてしまいます。
まとめ
「自分のものに集中する」
「家族のものには、絶対に手を付けない!」
わたしのような失敗は、あなたはする必要がありません。むしろ、しないでください!
なにをするにも、家族の調和は大事です。
「自分が楽しく捨てて、開運♬」する背中を見せることに徹底する!